報告:『「安保法案」について国会議員に聞くーあいち若者の集いー』2015/09/05
9月5日(土)、栄にある名古屋YWCAにて『「安保法案」について国会議員に聞く
―あいち若者の集い―』が開催されました。
地元有名国会議員とともに社民党の福島みずほ参議院議員が出席するということで、
半分“ミーハー”気分で参加してきました。
開会3分前に到着すると会場はすでに一杯。
テレビカメラも数台来ていて、注目の高さに驚きました。
そして、最前には制服姿の高校生が!!!
さすが「若者の集い」です、100人ほどが集まる中、半数ほどが
“若者”のような気がしました(これはあくまでも私の主観的意見です)
与党の自民党、公明党にも出席をお願いしたそうですが、「時間の都合」で
欠席でした。う~ん、残念。
ですが、参加議員はすべて有力議員、結構テレビで見る人ばかりです。
みなさん、姿勢がよく、はっきりとした声と丁寧なしゃべりで、
それぞれの意見を堂々と述べられていました。
私はもともと「政治家なんて…」という意見には反対で、
比較的政治家に“甘い”方だとは思いますが、
とにかくみなさんすごいな、と思いました!
各議員10分間でそれぞれの意見を述べ、その後フロアと
ツイッター(さすが若者です!!)からの質疑が15分。
各議員の発言の詳細について概要のみ報告します。
本村議員は、被爆2世という生い立ちからの戦争への思いを
イラク戦争と関連付けて話してくれました。
アメリカ軍輸送に大きく関わっていること。
愛知は戦争と無関係ではないことを話されました。
牧議員は、ちょうど維新の党が安保や国会とは違うところで
話題になっている時期なので、維新の考えを伝えるということで
パンフレットを配布しての説明でした。
日本が日本自身で日中・太平洋戦争の反省をしてこなかったことの問題点から、
アメリカ志向の政策へ疑問を提示しておられました。
福島議員は元気いっぱい、テレビで見る通りでした。
安保だけではなく、派遣法改正などの重要法案の審議が
今国会ではなされていること、今回の安保法案がどのようにこれまでのものと
異なるのかについて明快に話されました。
山尾議員もパワフル一杯。
確か子どもの時代ミュージカル『アニー』で主役をやり、
前職は検察官という異色の政治家。
結構な迫力です。そして、安保法案がもし成立したらどうなるのか、
司法試験では、教育現場ではどのように教えられるのか。
最初は違和感を持つ人々も数年後には慣れてくる、そんな未来から
問題を指摘してくれました。
大塚議員は、「集団的自衛権」は「アメリカの防衛をすること」、
「専守防衛」が国際社会で定着していること、政権交代の重要性など、
明快な定義と政治に対する政治家・有権者のあり方についてまで話されました。
フロアからは高校性、大学生の積極的な質疑があり、若者の力を感じさせられる
集いでもありました。
帰りに受付で大学生の人に我々TMS-NCU」を宣伝してきました。
「複眼的に考える」ための「複眼的」な視点からの学び…いい企画だと思うけどな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第3回学習会 9月12日(土)10:00~
名市大滝子キャンパス人間文化研究科・409教室にて
「沖縄から安保を考える」
出席者募集中!学生・社会人問わず出席していただけます。
お待ちしています。
問い合わせさき:tmsncu@gmail.com